この度、初めてドローンパイロットとして仕事をもらうことができました!!
ドローンパイロットとして始めて3か月です。
どんな内容の仕事なのか、どうやって獲得したのか、大事なコトは何か、紹介したいと思います。
この記事を書いた人☑
☑知識0、ラジコンも未経験の完全初心者
☑2022年1月からドローンの将来性を見込んで学習を始める
☑2022年2月に国交省認定UASLevel2資格・10時間飛行履歴証明書取得
☑副業としてドローン空撮で累計20万以上稼ぐ
☑デイトラドローン空撮コンテストにて優秀賞🎖受賞
☑累計空撮本数500本以上
案件内容→プロモーションの空撮動画です
案件内容はズバリ、プロモーション(PR)空撮動画です。
いまのところ、2件案件がありまして、一つは商品のPR動画の数カットに入れる空撮動画、もう一つは商店街のPR動画として数カットに入れる空撮動画となっています。
これはいずれも知人のプロのカメラマンと組んで獲得した案件です。
動画編集はこちらが主に担当するという形なので、やることとしてはドローン空撮動画+動画編集となります。
空撮動画メインで獲得したわけではないので、初心者でも最低限撮影の飛行をさせることができればできるような内容です。
詳細はまた後日別の記事で紹介したいと思います。
どのように取ったのか?
上記に少し話したとおり、知人のプロのカメラマンが先導して獲得した案件です。
ドローンのみで仕事を取ることを考えるとぶっちゃけハードルが高いです。
なぜならドローンスクールや専門ドローンパイロットお抱えの撮影部隊を持つ会社と争うことになるからです。
とはいえ、「そこまで本格的なものじゃなくてもPR動画をつくってみたい」というニーズは少なからずあるみたいでして、
フリーで活躍されているプロのカメラマンとしてもちょっとしたPR動画撮影のカットに空撮を入れられるだけで他と差別化できて貴重がられるみたいです。
ということで、私の場合は撮影のプロと組んで、空撮もできるカメラマンという名目で売り出して空撮の方を担当する、みたいな位置づけでカメラマンが案件を獲得して、それに付随して初めてドローンの仕事をもらえた、ということになります。
案件取るのに大事だなーと思ったこと
資格持っていることと実績があるかと飛行させるまでの許可申請もろもろの手続きができるか、そして他スキルや他業種の人脈があるか、です。
詳しく説明していきます。
・資格持っていること
国土交通省認定のドローン資格があると、やはり有利です。
これは特に何かしら許可申請の手続きの際に有利だと感じました。
資格だけでいえば、手っ取り早いのはドローンスクールで20万程度で数日講習受ければ取れます。
最安値はデイトラのドローンパイロットコースですね。8万くらいで、ドローン3か月無料レンタルかつ完全オンラインのスタイルです。
・航空法関係の申請
→ドローン情報情報システム(DIPS)にて飛行方法の申請をする際は簡略化されて申請がスムーズに通ります
・道路や河川使用の届け出
→河川使用届の際に電話で手続きについて問い合わせて、資格あること伝えると「この人は飛行の安全性や最低限のルールを知っている人だ」と認識されて、使用届に伴って細かく聞かれることがなくなりました。
・実績があるか
実績とは必ずしも「ドローンで仕事したことがあるか」というわけではないです。
どちらかというと、
「ドローン飛行をどのくらいしたことがあるか」
「どんなドローン空撮や動画をつくることができるか」
ということを相手に見せられれば私が頂いたような案件だとokだと思います。
「ドローン飛行をどのくらいしたことがあるか」
→何時間飛行させているかが一つの目安となります。
参考に案件獲得時の私は屋内飛行が20時間程度、屋外飛行が5時間程度でした。
屋外飛行が10時間程度あって、有資格者かつ申請手続きをしたことがあり方法を知っている、ということであれば割とこのくらいの案件は獲得できるのではないかと思います。
「どんなドローン空撮や動画をつくることができるか」
→これは本格的な動画カットや編集を求められているのではなく、人に見せられる形としてできているかどうかが大事かなと思います。
先ほども求めましたが、この案件に限っていえばお客さんは「本格的なPR動画は求めていない」ということです。
高単価で本格的な動画ではなく、人様に見せられてPRに使える(効果的なPRができる)動画を求めているのです。
0か100かではないということが大事です。感覚的には30~60あたりでokな感じです。
そうなるとわざわざ動画編集にAdobe Premiere Proを導入する必要もないです。最悪、無料動画編集アプリでもなんとかなります。
私の場合ははじめはInShotという動画編集アプリを使用して簡単な動画編集をして編集に慣れていって、いまはVideoProcVloggerというPCソフトで動画編集しています。
両方とも編集の方法、使い方は大きく変わらなかったので特に違和感なく利用できています。
InShot – 動画編集&動画作成&動画加工-App store
InShot – 動画編集&動画作成&動画加工-Google Play
・飛行させるまでの許可申請もろもろの手続きができるか
ぶっちゃけ、これが一番ハードル高いかもしれません…汗
ドローン飛行させるために必要な申請や許可の手続きがまじでめっっっっちゃめんどくさいです。
まじで一つに統一しろよ~~~~~~~って何度思ったことか笑
ワンストップサービス心から求む。
ここらへんの詳細は別の記事で説明します。
航空法関係
まず、航空法絡みで基本申請が必要です。これは飛行方法に関する許可でDIPSという国交省のサイトで申請します。年一で申請すればokのことが多いです。
詳しくはこちらをどうぞ
無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法について
場所の使用許可
次に飛行地自体の使用許可についてです。
民有地か公有地かで大きくは変わります。民有地であればその施設所有者や土地所有者の許可が必要です。公有地は市役所などの自治体や河川道路は土木事務所の使用許可が必要です。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]「なんとなくわかったけど、申請関係はどうやったらできるようになるの?」[/chat]
撮影地を決めて、自分で申請をしてその都度学んで慣れていくしかいまのところはありません…面倒ですね汗
ドローン仲間から情報共有してもらうことはできますが、撮影場所に伴う規制などは多種多様にあるため、必ずしも以前の場所の申請パターンが今回見事に当てはまるとは限りません。
これを面倒に思っておろそかにすると仕事はできません。仕事として撮影するなら必ず適切な措置を取らないと撮影側だけでなくPR動画を公表している側にも迷惑がかかりますので、
信頼失って仕事なんてできるはずありませんから。
逆にいうと、こういう面倒なことができるドローンパイロットは重宝されます。
当然ですよね、他の人たちが面倒で躊躇しているんですから自然と淘汰され差別化されます。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]とはいっても最初からいろいろと申請していくのは申請漏れがないか心配…汗[/chat]
初心者が申請に慣れるためにおすすめの場所があります。
それは地方や田舎の場所です。
実家やご両親の実家が土地持ちであればなおハードルが低くなるでしょう。
まずは地方や田舎の規制があまりない、場所から取り組むのがおすすめです。
長瀞町でのドローン飛行にまつわる申請手続きを例として記事にしましたので参考にどうぞ。
・他スキルや他業種の人脈があるか
まず第一歩の案件獲得としてはこれが非常に重要になってきます。
先にも述べましたが、「ドローンだけで仕事を取ってくる」となるとハードルが高くなります。
なぜならドローンスクールや専門ドローンパイロットお抱えの撮影部隊を持つ会社と争うことになるからです。
あちらの方が営業力も技術もはるかに上回っているので勝ち目ないです。
ということで、動画編集スキルやWEB制作といった他スキルと組み合わせて営業するか、プロのカメラマンと組んで空撮の部分を担う形で仕事をもらうような人脈を頼りにする方がオススメです。
私も将来的には「ドローンだけで仕事をつくる」ことを目指しています。だからこそプロのドローンパイロット養成所に通っているのです。
そこでパイロットとしての技術が認められるくらいになれば、養成所から仕事を斡旋してくれるようになります。
まあつまりは、専門ドローンパイロットお抱えの撮影部隊の一員となるということですね。
(こちらは会社に所属するというわけでなく、案件がきたときに単発で仕事をする業務委託みたいな形でもできるみたいです、つまり真の副業ドローンパイロットですね)
まとめ
以上のことをまとめると以下のとおりです。
- 案件内容
→プロモーションの空撮動画です。 - どのように取ったのか?
→フリーのカメラマンと組んで、空撮担当としてカメラマンに付随して獲得 - 案件取るのに大事だなーと思ったこと
→資格持っていること、実績があるか、飛行させるまでの許可申請もろもろの手続きができるか、そして他スキルや他業種の人脈があるか
以上となります!
ドローンを副業にしていきたいと考えている人の参考になれば幸いです!
今後も自分の経験をもとにしたドローン関係の記事を書いていきたいと思っています😊
最後までお読みいただきありがとうございました!
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