みなさんこんにちは!
今回は海外ドローン事情として、安くてカンタンにベトナムでドローン空撮をする方法について紹介したいと思います!
実は、出張のためベトナムに滞在してきまして、
そこでドローンの空撮をしたいな~と思っていたのですが、
調べていくとなかなか難しい状況であることがわかりました。
それでいろいろ調べていって行き着いた方法が
「え、これだったら割とカンタンにベトナムでドローン飛行できるじゃん」
という内容だったので今回紹介させていただきます!
この記事を書いた人☑
☑知識0、ラジコンも未経験の完全初心者
☑2022年1月からドローンの将来性を見込んで学習を始める
☑2022年2月に国交省認定UASLevel2資格・10時間飛行履歴証明書取得
☑副業としてドローン空撮で累計20万以上稼ぐ
☑デイトラドローン空撮コンテストにて優秀賞🎖受賞
☑累計空撮本数500本以上
ベトナムのハノイでドローン撮影したものがこちらです。
ベトナムは持ち込み規制が厳しい
ベトナムは国内へのドローンの持ち込みが厳しいです
https://ceramal-ff.com/oversea-drone-vietnam/
没収されることもあるみたいです…
こちらをみると実際に没収された事例もいくつかあることがわかります
まだほとんど情報回ってないですが、今年に入ってからベトナムでドローンの持ち込みが禁止になったそうです。
出国時に返してもらえますが、没収されるとのこと。
ドローン持ってベトナム行かれる予定の方は気をつけましょう。
— Kaz&Mariko@ハネムーントラベラー👫✈️🌍 (@honeymoontrvlr) June 13, 2018
アジア旅行行きたいなあ、そうだ、ドローン飛ばしたいなあ、と思って調べたが、ベトナム旅行でいきなり空港で没収された人が。目的地選ばんと大分アレだなあ。
— ROBA (@vjroba) January 17, 2020
日本人に割と人気な旅行先で、見つかったら没収されるor処罰される可能性すらある、ドローン持ち込みが禁止の国。2018年10月現在。
・キューバ
・北朝鮮
・モロッコ
・エジプト
・ベトナム— Kaz&Mariko@ハネムーントラベラー👫✈️🌍 (@honeymoontrvlr) October 23, 2018
というわけで、日本からベトナム持ち込みはリスクが高いので避けたいと私は思いました。
そこでツイッターやfacebookでベトナムでドローン飛行させている人を調べていきました
いくつかの人たちにはDMを送ったのですが返信がこなかったです…
SNSで調べていった末に私なりに出した答えはこちらです。
結論:ベトナム国内で日本人向けドローンレンタスサービスを利用する
ベトナム在住の日本人の方がドローンレンタルサービスをしているのを見つけました。
Takanana Drone Rentalというドローンレンタルサービスです。
【Takananaレンタル・ドローン】
●取り扱い機体:DJI Mini2 と Mini3 Pro
●レンタル料金:
Mini2 1泊 25$ (≒3,000円)
Mini3 Pro 1泊 50$ (≒7,000円)
※機体レンタルするとプロポ、バッテリーなどFLYコンボの形で一式レンタルすることができます(レンタル料金は一式での価格です)
HPはこちらです
facebookページはこちらです
Twitterページはこちらです
HPはこんな感じです
私はMini2をレンタルしました。
趣味レベルの空撮や動画撮影であれば問題ない機体かと思います。
Mini3ProはMini2の後機で、SNS動画ように縦動画も撮影できますね。
レンタルサービスは副業的な形でされているみたいでBtoBというよりCtoCの形だったので他のどのレンタル会社よりも格安でした。
つまり、ベトナム在住の日本人から所有しているドローンを借りるというわけです。
これが安くてカンタンにドローンをレンタルできるからくりですね。
最初は「大丈夫かな?」と心配していたのですが、
私自身、実際にこちらのレンタルを利用して問題なくレンタルから返却までができたので紹介したいと思います。
ということでレンタルするまでの手順について詳しく解説していきます
レンタルするまでの手順
①予約希望の連絡する
2週間前に連絡して、レンタル予約の希望をしてください
予約の際は以下の内容を伝えるとスムーズです
HPからの予約ですと、レンタル予約フォームに沿って記入すればOKです
事前に相談したい場合はFacebookでやりとりするのが良いでしょう
・レンタルしたい日にち期間
→〇月〇日から〇泊〇日希望という形で伝えます
・レンタルする希望場所
→滞在場所を伝えると良いかと思います
私の場合はホテル宿泊だったのでホテルの住所を伝えました
・レンタルする機体
→Mini2かMini3Proのどちらか選択します
・microSD付属希望かどうか
→無料オプションで空撮データを保存するためのmicroSDを付属してくれます
・飛行申請代行を希望かどうか
→ベトナムではドローンを飛行させるためには”厳密”には飛行申請をする必要があります
代行申請はおよそ3万円です。
飛行申請は原則必要です
飛行申請についてが一番気になるところですが、原則は申請しないとドローン飛行できないことになっています。
ただ、2022年6月現在では田舎地域で飛行する場合は申請しないで飛行している場合が多いようです。
ベトナム人の知り合いで不動産会社を経営しており、物件の撮影にドローンを使っている方がいたのですが、
その方も「飛行申請している人はあまりいないし、自分がビジネスで利用するときも申請はしていない」とのことでした。
申請は不要と助長しているわけではないです。
このような現状だということをお伝えしているまでですので申請は自己判断におまかせします。
不安な方は申請をしておくことをおすすめします。
ベトナムでは国防上の理由でドローンの使用には制限があり、少なくとも撮影の7日前に関係機関に事前申請をしなければなりませんが、撮影前にちゃんと申請されてますでしょうか?これを見て同じように撮影したいとベトナムを訪れた方が最悪当局より実機没収される事態になるかも知れませんので。
— 印度棗 (@chuong_xi) July 26, 2018
レンタル可能地域について
ベトナム国内でのレンタル可能地域についてはホーチミン市周辺が基本です。
他の地域もレンタル可能なのか質問してみると以下の回答をいただきました。
[chat face=”1583653891346.jpg” name=”ワイ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ホーチミン以外でのレンタルも可能ですか?[/chat]
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]基本はホーチミンですが遠い場所でも郵送致します。郵送料はお客様負担となります。ホーチミン市内ですと直接受け渡しいたします。[/chat]
ということで、まとめると以下の通りです。
・ホーチミン市内であれば直接受け渡しでレンタル可能
・他地域もレンタル可能 郵送料が別途かかる
気になる郵送料ですが、私の場合、ホーチミン市内からハノイ市内のホテルまでの郵送でしたが往復3000円くらいでした。
南のホーチミンから北のハノイまででこのくらいの郵送料なのでだいたいの地域ではこれ以下の料金になるはずです。
②見積りをもらう
レンタル希望内容を伝えると見積りを連絡してくれます
内容に間違いがないか確認しましょう
参考に私のときはこのような感じでした
つまりは、
レンタル料:9900円
郵送料:3000円
合計:12900円
となりました。
3泊4日でこの料金であれば全然安いかなと思います。
飛行申請代行をお願いすると+3万円です。
自分の愛用するドローンが没収されるリスクやレンタル手続きのカンタンさを考えると数泊レンタルなら許容範囲かなと感じました。
③パスポート写真とレンタル料金の振り込みを行う
本人確認のためのパスポート写真データの送付とレンタル料金の振り込みを行ってください
※パスポート写真の悪用の心配をする方は代替措置として、機体代金(Mini2なら7万円)をデポジットする方法もあるとのことです
私はパスポート写真を送付しましたが、レンタル終了後に削除をお願いしたところ、快く対応してくれました
④通話で詳しいレンタル内容の説明
facebookのメッセンジャーで通話し、レンタル内容や不明点などについて詳しく教えてくれました
※私はfacebookのアカウントが使えずラインの方で通話させてもらいました
通話の際にはベトナムでのドローン飛行事情や飛行禁止場所、おすすめの飛行場所などを教えてもらいました。
⑤現地受け取り、レンタル完了
あとは現地で受け取りしてレンタル完了です。
私の場合は郵送での受け取りだったので、ホテルのフロントで受け取りました。
チェックインの前日には到着するように早めに郵送してくれていたので助かりました。
⑥返却
ホーチミン市内の方は受け渡し場所や時間を調整して直接返却します。
郵送の場合は郵送の手続をする必要があります。
返却する前には必ず中身の確認チェックと写真を撮っておきましょう
私の場合は郵送なので飛行テストも行っておきました
郵送の場合、郵便局へ行って郵送手続きをします。
郵送は自力で済ませるのはなかなか大変です。
宿泊したハノイのホテルでは日本語が通じていろいろと対応してくれたのでとても助かりました。
郵送で返却するときにホテルの日本語がわかる方が一緒についてきてくれて対応してくれてとても助かりました。
郵送の際は以下のことに注意です。
・精密機械用郵送(EMSーVUN)を指定する
・保証付き(Camera14milVND)を指定する
その他Q&A
参考に、私はレンタルする際に質問した内容と回答内容についても紹介しときます。
数日にわたって何回か質問させてもらったのですがいずれも丁寧にご回答いただきました。
(いろいろと質問攻めしてお手数おかけしました汗)
A飛行許可申請について
Q飛行許可申請について、防衛省への申請が必要とのこと。
申請費用は1箇につきの費用でしょうか?
A申請費用は1週間ごとの費用となります。
一週間以内であれば、場所が変更になっても問題ありませんが、
Q郵送して頂けるとのことですが、
いまのところMini2のレンタルを希望です。
またホーチミン宛に郵送する場合、郵送条件はありますか?
条件下での大体の郵送料金も教えていただけますと幸いです。
Qバッテリーやプロポを充電する場合は日本と同様にコンセントに差
まとめ
まとめると以下の通り
・持ち込みは空港で没収されるリスクあり
→格安で便利なのはベトナム在住日本人からレンタルする
①予約連絡する
②見積り
③パスポート写真とレンタル料金の振り込みを行う
⑤現地受け取り、レンタル完了
⑥返却
(郵送の場合は日本語がわかるホテルスタッフなどにサポートしてもらうと安心)
以上となります。
趣味レベルでベトナムでドローン空撮をして楽しみたい方はぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました😊
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